本紹介【ライ麦畑でつかまえて】

16歳でプレップスクールを退学になったホールデン・コールフィールドは、その後3日間、ニューヨークの街を1人で彷徨う。インチキに満ちた大人達に反発し、行き場の無い思いを抱えながら・・・

ずっと1人称で語り続けるこの作品、ホールデンのやるせない気持ちが良く分かる。
この気持ちは大人になってから読んでも絶対に理解できない。
心が子どもの内にぜひ読んでもらいたい。

この作品、1951年に発行されてから、実に半世紀以上も読み継がれている。
いつの時代も10代の若者は同じような想いを抱えているという事か。